こんにちは、「無党派30代のマシな政党探し」管理人です。
今回は、今さら人に聞きづらい“政治の超基本”を、簡単にまとめていきます。
正直、今までなんとなくの知識で政治ニュースを見てきました。現時点で誰かに聞かれても正しく説明できるか不安ですし、自分のためにも知ったかぶりせずに超基本的なことからおさらいしていきます。
そもそも政治ってなんで必要なの?
すごくざっくり言うと、
みんなで暮らしていくためのルールを決めて、実行するため
税金、インフラ、年金、教育、物価、防衛など、日々の暮らしを支えるあらゆることが、政治の判断によって動いています。
「よく分からないから関わらない」は自由ですが、そうすると、勝手に決められていく社会で生きるだけになってしまいます。
⚖️ 与党と野党って何が違うの?
種類 | ざっくり言うと | 主な役割 |
---|---|---|
与党 | 今、国を動かしているチーム | 政権を持ち、法律・予算などを決める |
野党 | チェック・対抗するチーム | 与党を監視したり、別の案を出したりする |
🟩 与党(2025年7月時点)
- 自由民主党
長年にわたりトップの与党。2024年10月の衆院選では自民+公明連立が過半数割れとなり、少数与党へ変化。現在は石破政権下で継続中。 - 公明党
自民党の唯一の 連立パートナー。安定政権に不可欠で、連立中の議席維持に重要な役割。
※連立パートナー:与党が過半数を取れないときに、他の政党と協力して一緒に政権を運営する相手の政党
🟥 野党(2025年7月時点)
- 立憲民主党:衆院・参院ともに最大野党。リベラルかつ中道左派を旗印
- 日本維新の会:第2野党。野党内で存在感を強め、改革志向と若年・都市部の支持が特徴
- 国民民主党:中道保守路線。与党との連携姿勢も見られ、批判がある一方で安定した支持あり
- 共産党:旧来の国政野党で、議席は減少傾向
- れいわ新選組:山本太郎率いる進歩的ポピュリズム政党。比例代表で一定の議席を保持
- 社会民主党:旧社会党の流れを持ち続け、長期低迷ながら1〜2席維持
- 参政党:教育・伝統文化・コロナ関連政策に強い主張を持ち、最近支持が増加
- 保守党:小会派ながら議席あり
※リベラル:個人の自由や人権、社会的な平等を重視する考え方
※中道左派:一般的には、社会正義や公平性を重視し、より良い社会を築くために、現実的な政策を追求する立場
※中道保守:改革に保守的になりながら、右派や左派のどちらにも偏らない政策を行う立場
※ポピュリズム:「庶民の声を代弁する」スタイルを強調する政治手法。感情的な訴えが特徴になることも
参院選ってなに?
2025年7月に行われる「参院選」は、
参議院(国会の一部)で6年間働く人たちを選ぶ選挙
【ポイントだけざっくり】
- 3年ごとに半分ずつ交代(今回は124人を選ぶ)
- 2票投じます:「選挙区の候補者」と「比例代表(政党名か、候補者の個人名)」
- 「首相を選ぶ選挙」ではないけど、政治の流れを変える重要な選挙
たとえば、野党が伸びれば自民党の動きも慎重になるし、逆に与党が勝ち続けると、現状維持どころか改憲や増税が加速するかもしれません。また、参院で野党が多数になると法案が通らなくなり、「ねじれ国会」になることもあります。
投票すると、何が変わるの?
「たかが1票じゃ何も変わらない」と考えてしまうのも無理はありませんが、「1票が“誰の味方をするか”を示すサイン」だというのも事実です。
✔ どの政党の声が大きくなるか
✔ どの議員が当選するか
✔ どんな政策が通りやすくなるか
これらは、私たち一人ひとりの票の積み重ねで決まっていきます。
最後に:分からなくても、置いていかれないために
「政治ってよく分からない」と感じるのは、ごく自然なことです。でもそのままでいると、「分かってる人」や「声が大きい人」ばかりが得をして、私たちの暮らしは後回しにされてしまうかもしれません。
だからこのブログでは、わかりにくい政治を、無理なく自分の言葉で整理していくことを大切にしています。
コメント